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Opinion Comment & Ilustration

  • お人好しでお節介。
    そうか、この性格はこの土地の人間のDNAなのか。
    自分のルーツの町が登場するこの映画のおかげで、長年の謎にすっかり気付いてしまいました。
    公開されたら母を連れて観に行きます。
    誘い文句は“ばあちゃんに逢いに行こうよ”です。

    歌手 綾小路翔(氣志團)
  • 3.11の光景も、コロナのデルタ株の猛威も、どういう形で鎮めればいいか、岩手のみなさんだから気づけた答えです。マヨイガはみつからなくても、妖怪とばあちゃんがいるかぎり、ふるさとは残る。終わらせられない災いはない!

    作家 荒俣宏
  • 漫画家 五十嵐大介
  • 傷付いた人、傷付いた気持ちを心の奥にしまい込んでいる人に真摯に誠実に寄り添い、「大丈夫大丈夫」と背中を押してくれるような映画でした。元アニメーター的には、日常の生活描写の丹念さと、お伽話シーンの目眩く映像との温度の違いにクラクラ。川面監督と聞いて想像していたよりずっと、刺激的な作品でした。

    監督 大森貴弘
  • 漫画家 押切蓮介
  • アニメならではの魅力のひとつに『色彩豊かな背景描写』というのがあると思います。
    時には現実以上の表現力を持つ事もあるそれによって岩手県の風景が心に染み入り、新鮮な野菜やご飯、お茶など素朴な幸せによって心が満たされていきます。 
    過去にもそういった面でも評判の高い作品をつくっていらっしゃる監督やスタッフの方々が大集結していらっしゃいます!
    訪れた人に富をもたらすとされるマヨイガ。
    最近つい目の前しか見れなくなっていた心の視野がすこし顔をあげて遠くを見ている事に気が付きました。
    「岬のマヨイガ」はきっと観た人の心に富をもたらす作品です。

    声優 小岩井ことり
  • 突然、身近に居た人がいなくなった悲しさ、それぞれ自分の思いがありながらも
    何かに挑戦していく力。
    その力がどこからでてきているのか共感するところが沢山あって、自分の過去などを振り返りながら観ることができました。
    妖怪と人間が混ざり合うというちょっと不思議な感覚にもなれる作品!
    皆さん是非劇場で観て頂きたいです。

    俳優 宮世琉弥
  • 行く先に迷った者を、なにも言わず、ただ居させてくれる、清潔で静かで、あたたかい家「マヨイガ」。日々の幸福を、惜しみなくあたえて、傷ついた者をもてなしてくれる、優しい「マヨイガ」。
    「どうしてわたしだけ。なにも悪いことしてないのに」その思いに苦しんだことがある人に、ぜひ見ていただきたい映画です。

    作家 令丈ヒロ子